アプリソリューション本部コンサルタントの廣川です!
今回は出版社さんとの協業が多く、コミックアプリのマネタイズを行われている and factory株式会社の西さまに「BidLift」の活用についてインタビューいたしました。
これまでウォーターフォール型配信の課題であった「レイテンシーの高さ」をクリアした配信ロジックや収益性について詳しくお伺いいたしました!
お話を伺ったのは……
and factory株式会社
西 香織里氏
and factory株式会社とご担当者さまについて
ーーand factory株式会社についてご紹介ください
西さん:and factory株式会社の西です。and factory株式会社は2014年に設立しました。
事業内容は、主にスマートフォン領域中心に事業を運営しており、「アプリ事業」と「IoT事業」がメイン事業です。
ーー担当者さまについてお伺いさせてください
西さん:2015年にand factory株式会社に入社しました。ゲーム攻略アプリを中心としたカジュアルアプリのマネタイズを担当し、マンガUP!をはじめとする and factory 運営のマンガアプリのマーケティング全般に従事しています。
各アプリのご紹介
ーー開発・運営されているアプリはどのようなものがございますか?
西さん:西さん:弊社は、出版社様との協業でコミックアプリを運営しており、主なタイトルは、マンガUP / マンガPark / サンデーうぇぶり / マンガMeeなどがあります。
and factory が考えるマネタイズにおける課題点
ーーコミックアプリの広告配信はどのように行われていますか?
西さん:全てのコミックアプリでメディエーションツールを利用しており、そこに複数のアドネットワークSDKを接続しています。全てのアプリで10社以上のアドネットワークを導入し、運用しています。他社と比べても比較的多いと思います。
ーー現在マネタイズにおける課題点はありますでしょうか?
西さん:動画リワード広告やバナー広告の収益を担保をするためにウォーターフォール型配信を採用しています。
ウォーターフォール型配信で細かな運用を行う場合によく用いられるのが、1つの広告枠にフロアプライスを切ったアドネットワークを複数設定・運用する方法ですが、この配信方法では「レイテンシーが高くなること」が課題点として挙げられますね。
「レイテンシー影響を低く、収益化を実現」Bid Liftの魅力について
ーー「BidLift」の魅力とはなんでしょうか?
西さん:現在利用しているメディエーションツールでも、アプリ内ビディングに対応しているのですが、「Bid Lift」はそのビディングに接続していないデマンドの配信を可能にするアプリ内ビディングなので、その点が魅力だと思います。
「Bid Lift」は複数ラインアイテムを設定しますが、実際に通信が発生するラインアイテムは1つのみという設計です。
そのため、1度だけ1〜2秒程度の通信を行い、その結果を元に複数ラインアイテムで広告配信できるので、レイテンシーへの影響は低く、1つのSDKで複数デマンドを配信できる点が導入している理由になりますね。
ーー収益パフォーマンスはいかがですか?
西さん:CPMは平均的に2,500円〜2,700円をマークしていて非常に高いパフォーマンスだと思います。ウォーターフォール内のラインナップの中でも高い水準をマークしているので、上段でフロアプライスを切って「Bid Lift」を利用しています。
「マンガの読み方はアップデートする 」and factory の今後について
ーー今後の御社、コミックアプリ業界の展開についてお伺いさせください
西さん:若い世代の「マンガの読み方」はどんどん変化してきていくだろうと考えており、弊社でも運営しているアプリという手段の他に、YouTubeを使って「マンガUP TV」を始めてみたりと新たなチャレンジをしております。
若い世代に向けて、「動画でマンガを見る」という新たな「当たり前」を作ったりと、マンガの新たな収益源の獲得を行なっていきたいと考えています!
まとめ
and facrtory では「ウォーターフォール型配信におけるレイテンシー」という課題に対し、Bid Liftを導入することで「出来るだけレイテンシー影響を少なく収益化」を実現しております。
パフォーマンスも「CPM 2,500~2,700円と高い水準」となっており、ご満足いただいております。
Bid Lift について
Bid Liftは「アプリ内ビディング」と呼ばれる高度な技術を応用した最新のマネタイズソリューションです。
リアルタイムオークションによって、広告主は必要なインプレッションを優先的に入札でき、アプリデベロッパーは自社のインプレッション在庫を最高価格で販売することができます。従来のウォーターフォールにBid Liftを加えることで、広告枠の価値をを最大化させましょう。
Bid Liftにご興味を持たれた方はぜひお気軽にお問い合わせください!
“and factory様の「 Bid Lift 」活用事例を担当の西さんにおききしました!” への0件のフィードバック